エアコン取り付け工事には、どれくらいの時間がかかる?

新しいエアコンを購入することにした。エアコン取り付け工事の予約を取りたいが、一体どれくらいの時間がかかるのだろう。週末は家族全員忙しいし、あまり長い時間家に居れないし、不安だな、と心配の方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。エアコン取り付け所要時間の目安について、説明させていただきます。

エアコン取り付け標準工事とは

エアコン取付エアコンには標準工事と呼ばれるエアコン取り付けに必要な最低限の工事作業があります。この標準工事によるエアコン1台あたりの取り付け所要時間は平均約1時間30分です。標準工事には、配管パイプ用の穴を1ヶ所あける、部屋の壁に室内機を設置する、室外機を家の外側に設置する、室内機と室外機を配管で接続する、15〜20分かけてエアコンの中を真空状態にして中の水分を取り除く真空引きと呼ばれる作業を行う、エアコンの試運転を行うなどの作業が含まれます。

エアコン取り外し標準工事とは

初めてエアコンを取り付けるのではなく、買い替えや引っ越しによる移設の場合などは、エアコン取り付けの前にまずエアコンを取り外す作業が必要になります。エアコン取り外しにも標準工事があり、この標準工事の場合、エアコン1台あたり約30分の時間がかかります。このエアコン取り外し標準工事には、エアコンを強制運転させエアコン内部にある冷媒ガスを室外機に閉じ込めるポンプダウンと呼ばれる作業、室内の壁に取り付けられている室内機を取り外す作業、家の外側に設置された室外機を取り外す作業、室内機と室外機をつなぐ配管の取り外し、壁に開いている配管穴を粘土状のパテで埋める作業などが含まれます。

エアコン取り外し、取り付けにかかる最低限の時間とは

つまり、エアコン取り外しそして取り付けにかかる時間は、(取り外したいエアコン数×30分)+(新しく取り付けたいエアコン数×1時間30分)で算出されます。古いエアコン1台を新しいエアコンに替える場合は、少なくとも2時間の時間が必要とされるということです。今では、各部屋にエアコンを設置しているご家庭も多く、例えば3台のエアコンがあるご家庭では、最低でも6時間かかるということです。

エアコン取り付け業者は時間指定予約を受け付けない

ほとんどのエアコン取り付け業者は、工事日は指定できても、工事時刻の指定は受け付けていません。標準工事に加えて、予定に入っていなかった急な追加工事の必要が発生するケースが多いからです。エアコン取り付け工事は、取り付け専門業者が実際に現場で作業を始めてから理解できる部分もあり、標準工事だけで終わるか、追加工事が必要かが予めわからないからです。当然のことながら、一軒目のエアコン取り付け工事が完了してからでないと二軒目に行けないため、時間の指定は難しいのです。

追加工事とは

標準工事だけではエアコンを取り付けることができない場合の工事を追加工事と呼ぶわけなのですが、追加工事にはどのようなものがあるのか説明したいと思います。まず、室外機の設置工事です。室外機をベランダや庭などの地面に置くことができる場合はいいのですが、それができない場合、外壁に掛けたり、屋根に置いたりといった特殊な方法で設置する必要がある場合は追加工事となります。次に、エアコン用のコンセントの設置です。エアコンを取り付けたい部屋にコンセントがない場合に必要な追加工事です。コンセントの電圧を、購入したエアコンの電圧に合わせて変更する必要がある場合も追加工事となります。

隠蔽配管という名の、特殊な配管穴が存在します。このような特殊な形の配管穴に配管を通すのも時間がかかる追加工事です。室内機と室外機の位置が、4m以上離れている場合にも、配管を延長する追加工事が必要になります。エアコンの配管がむき出しになっている部分に、見栄えをよくするためにプラスチック製のカバーをかぶせる工事、また配管穴を開けたい壁の材質が木材以外の場合も、特殊なドリルを使用する必要があるため、追加工事扱いとなります。

エアコン取り付けは十分時間のある日に

取り付け時間指定予約ができないこと、追加工事が必要になる可能性は高いこと、などから考えると、エアコン取り付け工事は、十分に時間に余裕のある日を指定するべきです。時間に余裕のない日を指定して、予想よりも長い時間がかかると困ることになります。特に大きめのお家で、複数のエアコン取り付け工事を一度に行う場合は、一日仕事のつもりでいた方がよいでしょう。

Pocket